クロスステッチツールキット

 

糸を選ぶ

大半のクロスステッチ作品では、DMC25番糸を使用するでしょう。DMC25番糸は世界で最も広く使用されている最高品質の糸です。長繊維エジプト綿100%で出来ており、マーセル加工により美しい光沢が加えられています。DMC25番糸には450以上の色があります。

それぞれの刺しゅう糸は6本の撚り糸から出来ており、異なる本数を使うことによって、ステッチの太さを調整することが出来ます。図案と説明書では通常、撚り糸のことをプライ(ply)と呼んでいます。(6プライの糸など)

クロスステッチで使うほかの刺しゅう糸には次のようなものがあります。: DMCカラーバリエーション、DMCライトエフェクト、DMCサテン糸。これらの糸もまた簡単に分けることが出来る6本の撚り糸から出来ています。DMC刺しゅう糸は全て世界最高品質の繊維から作られており、マーセル加工によりきめ細かに撚りがかけられているため、美しい光沢と輝くような染色はかせからかせへと変わることがなく、出来上がった作品は時間が経過してもその美しさは決して褪せることはありません。DMC刺しゅう糸は染色堅牢度100%で色褪せることがありません。

刺しゅう布を選ぶ

クロスステッチ作品には平織りの刺しゅう布を選んでください。初心者の方は100%コットンのアイーダ布から始めるのが最も良いでしょう。この刺しゅう布にはステッチするために見やすいような穴が開いており、正確な四角形の織り目つまりマス目があるため、使いやすく、針が楽に穴を通ります。作品でアイーダ布を使う場合は、通常カウント数が記載されています。カウント数は刺しゅう布1インチ当たりにマス目がいくつあるかを示しています。各マス目又は穴がクロスステッチ1つを示しています。DMC&チャールズクラフトのアイーダ布は穴の大きさによって11カウント、14カウント、16および18までの様々なカウント数があります。布のカウント数が小さければ小さいほど穴が大きくなります。例えば11カウントの布には1インチ当たり11の穴があります。そのため、初心者の作品では穴が大きめでステッチやカウントがしやすい11カウントか14カウントの使用をお勧めします。DMC&チャールズクラフトのアイーダ布は仕上がりが素晴らしく、様々な色と種類のものがあります。

刺しゅう布と適切な布の選び方についてもう少し・・・

多くの人はアイーダ布でカウントクロスステッチをする方法を覚え、その後さらに経験を積んでから、リネン布やその他の平織りの刺しゅう布にステッチする方法を学びます。平織り布とは1インチあたりの横糸と縦糸の数が同じ布のことを言います。縦糸は布全体にわたっていますが、横糸は布の端から端まで横に通っています。平織り布のカウント数はこの数によって決まります。- 例えば22カウントのリネン布には1インチあたり、22本の垂直な縦糸と22本の水平な横糸があります。カウント数が大きくなるほど織り方はより細かく、密になります。アイーダ布は1つのマス目上でXを一つ作り、リネンや他の平織り布では一般的に2本の糸の上にXを作ります。この技法は「2目刺し」と呼ばれます。28カウントのリネン布に「2目刺し」でステッチすると、14カウントのアイーダ布で「1目刺し」したときと同じサイズになります。        

刺しゅう布を選ぶとき覚えておいていただきたいこと:

  • フラクショナル(分数)ステッチ (クォーターステッチやスリークォーターステッチ)は針がマス目の中央を通るため、アイーダ布に刺すのが難しいことがあります。針が2本の糸の間を通るように、リネンなど別の平織り布を好んで使う人もいます。
  • ほとんどの平織り布は手触りが柔らかく、アイーダ布ほど硬くはありません。これは好みによってプラスにもマイナスにもなります。刺しゅう枠やスクロールバーを使ってステッチする場合は硬さの違いは特に問題ではありません。アイーダのような硬めの布は刺しゅう枠なしでステッチしてもゆがむことはありません。
  • 刺しゅう布を選ぶときは、デザインの背景としての見え方も重要です。風合いと色の両方を考慮して選ぶとよいでしょう。

他にクロスステッチに使用できる布およびアイテムとしては、抜きキャンバス、ソルブルキャンバスなどがあります。

適した針を選ぶ

クロスステッチ作品にはDMCタペストリー針を使います。タペストリー針には糸を楽に通せる縦長の針穴があり、先が尖っていないので刺しゅう布の穴をスムーズに通り抜けます。タペストリー針の号数は針穴の大きさと針の太さに対応しています。針の号数が大きくなるほど針穴が小さく、また針が細くなります。

ヒント: 針はDMCマグネット付針ケースに収納しましょう。そうすれば針を1つの場所で安全に保管することが出来ます。


図案

図案にはデザインをステッチするのに必要な情報が全て含まれています。使う糸の種類、撚り糸の本数、刺しゅう布の種類と色が記されています。図案のマス目は刺しゅう布のマス目に対応しています。図案の中の記号の入っているマス目は全てステッチします。図案をよく確認してください。


クロスステッチの図案にはいろいろな種類のものがあり、簡単に見つけることが出来ます。このウェブサイトのインスピレーションではたくさんの種類の作品が、使用する糸とレベルによって分類されています。また地元の手芸店やクラフトショップもチェックして見ましょう。リーフレットや本、刺しゅうやクラフト関係の様々な書籍があり、新しく発表された色々なデザインを提供してくれます。

刺しゅう枠、スクロールバー、ストレッチャーバー

ステッチをしている間、刺しゅう布をピンと張った状態に保つのは、ステッチを均一にし、糸の引き具合を一定に保つのに最も良い方法です。適切なツールの選び方は作品の大きさと個人の好みによって変わってきます。最も融通が利き、安価なものは刺しゅう枠ですが、経験豊かな人はより大きい作品にはスクロールバーフレーム、より小さい作品にはストレッチャーバーと使い分けを好むかもしれません。

丸い刺しゅう枠は最も一般に使われている形で、通常は3~12インチ(約7.5~30センチ)のサイズがあります。材質はプラスチックか木のどちらかで、色々なタイプやねじで留めるものがあります。デザイン部分より一回り大きい刺しゅう枠を選んでください。刺しゅう布は適切な場所で固定できるように、刺しゅう枠の縁から2インチ(5センチ)ほど外へはみ出すようにします。

刺しゅう枠の使い方についてはここをクリックしてください

DMC 色見本帳

DMC色見本帳は特別な色を探すときにすぐ手元で確認できる素晴らしいツールです。全色の刺しゅう糸を見ながらDMC刺しゅう糸の中で利用できる各色の微妙な色合いを比較することが出来ます。DMC色見本帳があればあなた自身のカラーパレットを選んで、自分だけのクロスステッチをデザインしたり、お近くのお店に特定の色がない場合、代わりの色を見つけることが簡単に出来ます。